2020 / 6 / 24 黙想のみことば

1 "兄弟たち。私があなたがたに宣べ伝えた福音を、改めて知らせます。あなたがたはその福音を受け入れ、その福音によって立っているのです。 

2 私がどのようなことばで福音を伝えたか、あなたがたがしっかり覚えているなら、この福音によって救われます。そうでなければ、あなたがたが信じたことは無駄になってしまいます。 

3 私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、 

4 また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、三日目によみがえられたこと、 

5 また、ケファに現れ、それから十二弟子に現れたことです。 

6 その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。その中にはすでに眠った人も何人かいますが、大多数は今なお生き残っています。 

7 その後、キリストはヤコブに現れ、それからすべての使徒たちに現れました。 

8 そして最後に、月足らずで生まれた者のような私にも現れてくださいました。 

9 私は使徒の中では最も小さい者であり、神の教会を迫害したのですから、使徒と呼ばれるに値しない者です。 

10 ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは無駄にはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。働いたのは私ではなく、私とともにあった神の恵みなのですが。 

11 とにかく、私にせよ、ほかの人たちにせよ、私たちはこのように宣べ伝えているのであり、あなたがたはこのように信じたのです。" 

コリント人への手紙 第一 15章1~11節



10 ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは無駄にはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。働いたのは私ではなく、私とともにあった神の恵みなのですが。


パウロは、「神の恵みによって、私は今の私になり、他のすべての使徒たちよりも多く働きました。」と言います。すなわち、造り主の恵みより「ダマスコ道上」にて、復活されたイエスに出会い、同時に使徒として召されてから、「ほかのすべての使徒たちよりも多く働く」事が出来たと言いました。「私と共にあった神の恵みなのです」という事です。

「神の恵み」とは、聖書的、基本的な意味として「イエス・キリストの信仰による救い」の事です。ところが、「イエスの十字架によって救われる」事を固く「信じる確信」を持っていれば、クリスチャンは多様な形をとおして「復活の証人」となれるのです。自然に自ら働くようになり、本当の復活の福音を信じれば、神の恵みにより、救われた思いに留まらず、パウロのような「多くの働き」ができるという事です。

要するに、一方的な救いの恵みは「賜物」であるが、その後の「働きに対する恵み」は、信仰あるその者によって、大きさ、深さ、広さ、長さが決定されるのです。

どのような恵みの位置にいるのでしょうか?救いの恵みだけも測れない祝福ですが、パウロのように主のために、他の誰よりも遣わされる恵みは、受けるべき「栄光」が違うのです。できる限り、私たちは「栄光の冠」のために、「命の冠」のために共に励むことを切に願うばかりです。

今日も、私たちのために働かれれる主の助けと導きが皆さんの上に豊かにある様に…


Ⅰコリント書15章 

41 日の栄光があり、月の栄光があり、星の栄光がある。また、この星とあの星との間に、栄光の差がある。


エペソ人への手紙3章

17 また、信仰によって、キリストがあなたがたの心のうちに住み、あなたがたが愛に根ざし愛を基として生活することにより、18 すべての聖徒と共に、その広さ、長さ、高さ、深さを理解することができ、19 また人知をはるかに越えたキリストの愛を知って、神に満ちているもののすべてをもって、あなたがたが満たされるように、と祈る。

大阪ホーリネス教会

大阪ホーリネス教会は聖書の教えと生き方が釣り合う共同体を目指していく教会です。

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